富山市議会の成田光雄です。
10月15日、16日と青森県八戸市へ超党派11名で行政視察に行ってきました。
【調査事項】
・東北新幹線八戸駅開業に向けての取組みと効果について
・開業以降の取組みについて
・北海道新幹線新函館駅開業に向けての対応策など
八戸市は人口23万人で、観光客入込数が24年度は680万人で過去最高を記録しました。
また開業後10年間で1264億円、8980人の雇用創出し成果を出してます。
開業前、市民は「なんもないちゃ」と言う人達が多く地元の魅力を感じていない状態で、富山も同じだと思います。
しかし八戸市の観光施策は、
①駅舎及び周辺施設の整備。
②各種PRイベントの開催。
③食の街八戸のイメージ定着。
④受入体制の整備。
開業後は、
①朝市の開始。
②第一回B-1グランプリの開催。
③朝市と横丁パンフ作成。
④八戸前沖サバのブランド化。
⑤着地型旅行商品の開発。
以上数えきれないほどの取組みが功をそうし成果を挙げています。
その取組みの中心となった、
八戸広域観光推進協議会の方々や、観光コーディネーターの方のリーダーシップがあったからこそだと思います。
来年北陸新幹線が開業します。
東京から八戸までの距離は、東京金沢間と同じで競合するそうで八戸市は危機感を持っています。
また同じく来年、新函館まで開業します。このチャンス活かすために、どう途中下車させるか八戸市はさらにハードソフトの両面からの受入体制の充実を図ってます。
資源の宝庫も活かすのはひとです。富山も危機感を持って取り組まなけれは行けません。
八戸市役所にて観光課から説明。
見やすく魅力のあるパンフ。
ガラス張りで入りやすく昭和の雰囲気がただよう屋台村横丁。
屋根のない大きな博物館八戸ポータルミュージアム「はっち」
場所:青森県八戸市